誰しもが新入社員の頃に何をしたら良いかわからない時期があります。
そこで、社会人経験が浅い人に役立つ「できる人になる」ポイントをまとめました。
学生生活が終わり社会人生活が始まると今までと何もかもが違うことにとまどうことってありますよね。
しかも教科書もほぼないのでいきなり手探りで仕事を理解していくことは大変です。
そこで、新入社員の方が早く仕事に慣れて仕事をうまくこなせるコツをまとめてみました。
会話を相手に伝わるように意識して話す
つい学生時代やアルバイトの頃の癖が残っていると自分の知ってることをマイペースに話すことがあります。
でも、会社でマイペースな話し方をするとお互いに知ってることが異なるので話の内容がすぐに伝わらずにコミュニケーションが上手く取れなくなります。
そこで、話の基本は結論を先に伝えてから理由や経緯を話していく習慣が大事です。
慣れるまではつい結論が後になって先輩や上司から「言いたいことは何かな」と聞かれるかもしれません。
上司や先輩は忙しいことが多いので相手に伝わりやすく内容を整理して会話をしていくことを身に付けてみて下さい。
出来るかわからない仕事は出来る範囲を伝える
自分のこなせる仕事量やスキルがわからない時期は頼まれると断れなくてなんでも引き受けてしまいがちです。
しかし、この許容量がわからないままに仕事を全て引き受けると自分がパンクして周りに迷惑をかけることになります。
そこで、覚えておくと助かるポイントは自分は「ここまでの事はできます」と正直に伝えて助けを求めることです。
そうすれば先輩や上司から無理のない範囲で仕事を渡してもらえます。
仕事を一生懸命する中で周りと無理をしない工夫は仕事に慣れても大切です。
やったことがない事をすぐに諦めない
仕事の内容には全くの未経験の事が割り振られることはよくあります。
「やり方がわからない」とか「結果が出ない」というだけで自分にはできないと決めつけるとずっとできないままです。
そこで求められていることは実は「できない事」を「できる」ようにする工夫です。
諦めることは簡単ですが会社でベテランに成長してもずっと新しい仕事はやってきます。
むしろ、社会人経験をスタートして間もない頃から周りと相談して成長していくと評価も上がって人間関係も良くなります。
経験が増えるとわかることですが大変な仕事には学びやスキルなど得られる事がたくさんあるので、挑戦する姿勢が後に自分を助けてくれます。
いきなり自己流で仕事を進めない
実は成長が早くて結果も出せる新入社員は仕事のマネが上手い人です。
具体的に仕事のマネをするには自分よりも仕事が出来る人から直接教えてもらうことです。
自分から仕事が出来る人に教えてもらうのは気が引けることはよくあります。
ですが、結果としてよくわからないまま「こうすればいいかな?」と自己流で仕事をするとやり直しになることも。
出来る人に仕事を教えてもらいに行くことは恥ずかしいとか嫌がられそうとか思うかもしれません。
そういう時は休憩時間などに周りに見られないタイミングでこっそり話しかけてみて下さい。
仕事が出来る人も苦労した時期があるので助けてもらえることもよくあります。
目的をきちんと持って先輩や上司に自分から声をかけていくことが後から自己成長に繋がるので試す価値はおおいにあります。
仕事が出来る人から学ぶ方法
出来る人から仕事を教えてもらう時に一番効率よく学ぶポイントは「仕事を手伝う」ことです。
実は仕事が出来る人は仕事を多く持っているので丁寧に時間をかけて教える暇が無いことが大半です。
そこで、仕事を手伝う事で教えてもらいながら上手くこなすコツを身に付けていきましょう。
そうすることで出来る人に教えてもらう時間が出来て気分良く教えてもらえます。
ここで大切なことは自分のメリットだけを考えるのではなく、相手の役に立つことを同時に考える習慣です。
仕事は人間関係が大きな影響を及ぼします。
お互いに助け合う気持ちを持つことが少し遠回りになっても後から大きな成果をもたらします。
まとめ
・相手が理解できるように内容を整理してから話す
学生時代の感覚は社会人同士の会話とは話し方も間合いも異なります。
会社での話し方に慣れるまでは要点を先に言えるように意識してみて下さい。
・仕事は何でも引き受けない
何事も挑戦は必要ですがキャパオーバーは周囲の人に迷惑をかけるだけなので、複数の仕事を割り振られた場合は上司や先輩に相談してこなす範囲を確認すると安心して仕事に取り組めます。
・未経験のことにこそ取り組む
実は周りの人もすぐに与えられた仕事をこなせると思ってはいません。
ですが、どこまで取り組めるかを見ている場合もあります。
まずはできる事を全て実行してから指示者に相談して仕事を進めると信頼関係が築けて自分のレベルアップにつながります。
・自己流は危険
学ぶことは真似ることから始まるので自分の仕事をこなせている人の工夫を真似てスキルを手に入れましょう。
できることが増えると仕事がどんどん楽しくなるので良い評価にもつながります。
・人から学ぶならその人の役に立つことをする
「教えて下さい」とだけ頼むよりも「学びたいので仕事を手伝わせて下さい」と相手に目的をきちんと伝えると学べる仕事をもらいやすくなります。
この時に教えてもらう人の行動や考えを少し予想して役に立つことを用意しておくと喜ばれて深い学びにつながります。